新型ランドクルーザー300 揺れます

印象は全然よくない。自動車評論家が上級サルーンのような滑らかな走りとか、出鱈目な評価をするのだけど、金をもらって出鱈目な評価で仕事をしてるか分かります。提灯記事


新型ランクルは旧型と比較し200キロ以上軽量化したといえ 重量2500キロ後半の重さです。その巨体を動かし走らせるにはかなりの力が必要です。旧型のランクルV8 4600ccに乗ったことのある人は分かるはずですが、2700キロ以上の重さを6速ATで動かすので、走り出しの挙動は軽トラなみにがさつ動き出しで3000回転ちょっと手前まで引っ張り、ギヤがつながっていく、1000万近い価格のクルマとは思えないほどガサツな走り出し。(セルシオのエンジンの時は まだよかったような?レクサスのエンジンになってからエンジン音も かなりうるさいです、特に走り出しのノイズは かなりうるさい)


でも冷静に考えると2700キロ ヤリス3台分の重さを引っ張るのですからV8エンジンでもスムーズに走り出すことは無理なのです。ランクルの燃費が悪いのは走りだしで2500から3000回転近くまで引っ張るギヤ比で 容易に想像できます。


現行ワゴンRなどはすぐに回転数を落とし1500回転前後で走るのに、旧型のランクルは普通に走り出しても強引に回転数が高まり、少しずつギヤが変わっていきますが 驚く程変速ショックやクルマの揺れがあり とても高級車とはいえず、今時こんなクルマあるのか?というのが旧型後期のランクルのイメージでした。


新型は6速が10速に進化するも、2500キロ以上の重さを動かすのですから、上級サルーンどころか カローラ以下だと思います。要するに 重量の移動、荷重の移動変化でクルマが揺れます、巡行時には快適なクルーザーになりますが、市街地のゴーストップではクルマの揺れが激しく


上級サルーンどころか 最新の軽自動車以下の快適性だと感じました。
インパネや高級なシートも 快適な乗り味があって 評価されるもので、あの乗り味での高級な室内の雰囲気は ガサツな乗り味とはマッチしません。


廉価グレードが500万ちょっとなので 納車に2年かかるのは分かります。ハリヤー買うよりはズートお得ですから。V6で3500ccが ハリヤーHVのフル装備より安いのですから
お得だと思いますが、30年以上前の初代セルシオAタイプ 445万円が 最高のバーゲンでした。セルシオからレクサスになり トヨタの高級車は価格が高いだけのクルマになりました。


特にレクサスの内装の作りこみはセンスがありません。レクサスLSの内装の質感が BMW7やアウディA8に 遠く及ばないのが 分かる人には分かります。セルシオからレクサスLSになり およそ300万以上価格が上昇するも内装の作りこみは ひどいものです、高額なクルミの木をふんだん使われた内装もセンスのないものでした。1000万のセダンを作ってきた歴史はトヨタにはなく欧州の高級セダンの内装とは比較になりません(作ってきた歴史やフィードバックの差が顕著です)


センチュリーは例外なクルマなので実質トヨタは1000万のクルマ作りはひとつ前のLSが初めてなのでモデルチェンジも出来ず、やっと新型LSがリリースされても 全く評価されないクルマになってしまった。


ランクルの話に戻ります
新型ランクルにはガソリンとディーゼルに1回、およそ10分しか乗ってませんが、走り出しの挙動の揺れに驚きました。魚船のようなクルマでした。