統一教会で買ったハンコ 2

13万のハンコを買いました。60万の壺は 圧倒的に効果があるということでしたが、ただし条件がありました。10年間 一切女性と交わってはイケナイ。自慰すらやってはダメ。やったら効果なし。昭和50年代、23歳で東京在住、毎日ノルマのストレス。証券会社の営業マンの実情をテレビドラマで一番忠実に描いていたのは 東京ラブストーリーで主役の大学時代の友人。彼が証券会社の先輩からいじめられ、上司からゴミ以下の扱いを受けて、結局自殺


野村証券は世界の野村とか業界のガリバーと言われる一方 ノルマの野村。帰宅が深夜11時の自分たちが町田駅につく深夜12時前でも野村の支店はまだ電気がついてました。
野村には入れる人材もあえて野村には入らず自分がいた会社に入ってました。


ちなみに、朝は7時前に出社。自分がいた会社ですら文字どうり、セブンイレブン。そんなブラック企業で働きながら、そういう条件が付与されるのは。無理なので、ハンコ。金融関連の企業に居ればそれなりのハンコは必要だし、お客さんから見ても それなりのハンコはある程度の信用にもつながる。で ハンコにしました。


そのハンコ。効能があったかどうか?分かりませんが。翌年、証券会社から損害保険会社に転職できました。新卒でも損保に入るには優の数が30以上は最低条件だったので、中途でしかも大学時代は優が2つしかなかった自分には 新卒では絶対入れない会社です。


実際、証券会社では国士館とか拓大とかが新卒だったのが慶応と早稲田が新卒の6割の会社に中途で入れる。入社式で社長から 君たちの生涯賃金は4億。当時4億はテレビ局より上でホンダやトヨタが2億5千万程度でした。