アルテオンシューティングブレーク試乗

したいけど、近いディーラーまで100キロ以上離れてるので、中身のないyoutubeのラブカーズTVを仕方なく見ました。相変わらず、中身のない、当たり障りのない内容なんだけど、自動車評論家って、英語とか全くできないのにカタカナ英語を使いたがります。それは置いといて、違うだろうと思う内容。


アルテオンの乗り味がパサートと比較して上質、これは嘘です。20インチの245 35タイヤをはいていて 乗り心地がいいわけがない。実際 身銭を切ってアルテオンを購入した人からの口コミでは、アルテオンの点検でパサートの一番安いトレンドラインを代車でかりたところ アルテオンよりはるかに乗り心地がよく、アルテオン購入前に試乗していたらパサートの安いのでよかったという口コミがあります。スタイルや動力性能など総合的に考えパサートにするかは?別ですが、代車でパサートの16インチ60タイヤをはいた柔らかい乗り味に驚いて投稿という流れでしょう。


この手の出鱈目な評論家レヴューは本当に多いです。アルテオンシューティングブレークはアルテオン以上に人気は出ると思います。アルテオンディナウディオモデルがありサンルーフとセットオプションで40万弱。今回はハーマンカードンに変わってます。ディナウディオは評価が今一で標準オーディオの音が聞きやすいというオーナーレヴューが複数あり。またディスカバープロがハーマンカードンが供給してるというのも?関係あるのか・


個人的には艶なしの木目と革シートの内装もパサートよりは上質感があると思います。しかも昼間は木目、夜はアンビエエントライトの演出も楽しめる。一番いいのは中古車になっても下取りが高値安定。パサートの中古とアルテオンの中古では200万以上差があるので、購入代金の差は下取りの時回収プラスアルファとなるでしょう、パサートとの違いは 一番そこだと思います。人気のないアルテオンですら中古は高値安定ですからワゴンタイプのシューティングブレークは250-270万くらい中古取引では価格差がでると思います。


なので自分も新古車で来年の秋ごろ購入をちらちらと考えてますが (評論家でなく辛口自動車ブログによるとアルテオンの アイドリングストップ オフ時のエンジンの振動と騒音が我慢できないという評価があり。少し気になってます、自分も現行アウディA4の1400ccに試乗した時、アイドリングストップ オフ時の振動やノイズは気になりました、同乗していた営業マンが慌ててアイドリングストップボタンを押してノイズを消していたので、エンジンのマウントで振動がでたりでなかったり。バッテリーへの負担でアイドリングストップオフは基本ですから、何しろバッテリー交換は5万5千円ですから。高い車は振動やノイズがないと勘違いしがちですが、そうでもないんです。例えばホンダフィットの一番安いグレード、振動や騒音ゼロなのに 昔のレジェンドのツーリングとかCRVとか400万以上する2400ccの4発とか3200ccの6発などハンドルにまで振動がでます、新車時でも出るし、5万キロ以上走ってる中古など結構激しい振動。昔カーグラフィックの最後のページでクルマを1行で評価する欄があってレジェンドをマグロ船のような車と評価(マグロ船のように振動が伝わるということ、こういうコメントがしっかりされてる)決して今のように提灯記事でなかった まともな時代でした。)多分購入はしないでしょう。
 



車検時にパサートバリアントハイラインを代車で借りました。木目と革シートは今までのクルマでは必ずついていたので、楽しみにしていたのですが、革シートは値段相応。ナッパレザーらしいですが、クッション性にとぼしくアルカンターラのシートのほうがいいと感じました。それとシートクーラーは風がでてるだけで 全然涼しくありません、ズボンをはいた状態では全く役に立たなかった。レザーシートは夏はすさまじく暑く、冬は滅茶滅茶冷たい
30年以上前の革シートはそんな感じでしたが、ベンチレーションではその部分は微妙です。


木目も暗い色合いなので値段相応、昔の初代アコードインスパイアの艶ありの木目には到底及ばないし、前のパサートやCCの本木目の雰囲気には到底及ばない、安全性の面で本木目は危険なので使われないみたいですが、もちろん予算的な要素も加味されてます。


自分の好みの内装だと今の時代、ベントレーぐらいしか見当たりません(費用対効果は最悪)ベントレー買うなら、小型のクルーザーを買う方が費用対満足度がはるかに高い。


ベントレーカブリオレでクルーザーを停めてる港まで、美女をナビゲーターに向かう、目黒区碑文谷の200坪以上の敷地からみたいな もっというと、映画ボディーガードのような電動で屋敷の門がクローズされるような、(そこまでこだわると、ベントレーはいいけど、そのクルマに乗るあなたの、顔や身長、佇まいが全然合わない、みたいな)
都立大学教授宮台真司が言う「クルマはいいけど、あんた(姿)はどうよ」問題になるんだけど。


ちなみに タモリの八雲の屋敷は100坪ないと思います) 映画ボディーガードのような屋敷やライフスタイル、そういう流れがないと。ベントレーだけでは話にならない。そういう、意味のない虚飾まみれのライフスタイルは コロナ禍前でも、時代遅れもいいとこで、今は、物を所有せず、シェアする時代。8年前、シェアハウスに住んでいたころ日本IBMの若い社員(一橋大学卒)がシェアハウスに引っ越してきて、シェアハウスで仕事も生活が完結できる未来を当時から語ってました。


昔はプログレのような内装はセルシオなみのクルマがありましたが、最近は皆無。レジェンドクーペをベースにしたローバー825クーペがあり、あのクルマの内装は素敵でした。465万という値段も手ごろでした。(ダイアナ妃が結婚直前に乗り換えていたのがホンダアスコットイノーバベースのローバー620でした。マスコミへの露出が増えて、古いコンパクトカーから乗り換えてました)日本の雅子様もカローラⅡでなくアコードインスパイアで外出する時もしばしばありました。双子の妹の片方の愛車。


ローバー825,827クーペはアラブの富豪が乗る車みたいな素晴らしい内装でした、試乗した時驚く程エンジンが静かだったのも、好印象、当時、無理してでも買ってればよかった。初代セルシオもバーゲンでした。平成元年あたりにリリースされましたがAタイプはたったの445万、現在のアコードより安かった 当時は消費税もなかったので今の感覚だと398万ていう感じ。そう考えると 今の国産車はべらぼうに高いです。


あの頃は予算度外視でドイツ御三家のフラッグシップを超えるためトヨタが総力を挙げて高級車作りをしてましたから、セルシオのAタイプはバーゲンでした、ただ、あの当時は、会社での肩書とクルマは比例関係、課長がマーク2,部長はウインダム、専務はクラウン、社長はクラウンマジェスタ、会長がセルシオもしくはセンチュリーみたいなヒエラルヒーがあったような。


トヨタもクルマの静粛性と乗り心地だけに専念していれば、今のレクサスLSも素晴らしいクルマになっていたのに、セルシオの3倍以上の価格なのに静粛性も乗り心地もよくない残念なクルマになりました。
ガソリン車が一番魅力的だったのはバブル前夜から崩壊の前後の時期ですかね。